NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

不登校から1年2ケ月

小4の娘は小3のゴールデンウィーク明けから不登校を経験し、2学期には母子登校、3学期には2度目の不登校、4年生になり一人で連続登校、そして6月中頃からチョコチョコ欠席をしています。

いつも決まって月曜日に休みますが珍しく火曜日の今日休みました。

 

 

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 3度目の不登校になりかけています。

現に明日も行きたくないと言い始めています。

 

来た、来た、来たぞ!

今日休んだ理由が「日直」だからです(笑)

この理由、もう2,3度経験済み。

 

娘は家では口調も行動も乱暴ですが学校ではいい子ちゃんなんです。

なので、この日直が娘にとって恥ずかしさや緊張で逃げたいらしい。

 

もちろん、本人も今日逃げても明日になれば日直だし、もう周りのみんなにも気づかれているのも承知の上です。私からみても先生からみても、誰から見ても、そんな理由で休むとかって???ですよね。

ただ逃げているだけだから、いつまでたっても日直を乗り越えられないのです。

だから、娘もさっき「やっぱり今日行けば良かった」と後悔しているのです。

たぶん明日も行けないです、今までの娘なら。

明日、どうするのか私もわかりません。行けたら何か変わるのか変わらないのか...

 

 

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不登校の親の意見として、自分から学校に行こうとしないと意味がないと考える親御さんが多いと何かで読んだ覚えがあります。

実際、そうなんですよね。親が行けと言っても行くわけでもなく、励ましても褒めても簡単には学校には行きません。

不登校の親であれば誰もが最終的に子供の気持ちに任せること、見守ることが答えになってくるのです。

あの手この手で色んな行動をやり尽くして出た答えは結局本人が動くのを待つことなんですよね。

無力です。

親は。

 

でも、決して諦めたとか、どうでもいいなんて思っている親はいません。

子どもの意見を尊重しているだけなんです。

これも自立のための経験をさせているんです。

こればっかりは...ですよね!

 

不登校を克服するなんて考えているのも最初だけ。

時間がたって不登校について理解しようとするとどんどん不登校でもいいと思ってくる。これってイケないことでしょうか?

学校に行かないとコミュニケーション能力がなくなるとか社会性がとか、もう聞き飽きました。

不登校を持つ親にしかわからない、じゃあどうしたら克服できるのか教えて!て気持ち。

誰も正解を知りません。カウンセラーの先生も、学校の先生も教育委員会の人も。

99.9%不登校を克服できる方法があれば、不登校がこんなにも増える世の中にはなっていませんよね。これが今の現状です。

 

だから娘の不登校はこれからも続くのだと思います。

 

 

不登校の前兆は突然やってくる

小4の娘は一年前のゴールデンウィーク明けから不登校を経験しました。

 

2学期から母子登校をし3学期は再び不登校に。

 

そして新学年の4月から一人で連続登校中です。

 

最近は運動会の練習で頑張っています。

 

しかし、前兆は突然やってきました。

 

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娘の心の中の感情

不安なことは準備を怠らない

そんなある日、娘は帰宅後近所をマラソンしてくると言い出し、町内を走ってきたのです。

 

娘は体育は大好きです。

 

ですが、完璧主義の娘にとって、ひと前で失敗することを恐れています。

 

そのため、運動会では何とかトップのほうにいるため、不安を消すため、自信をつけるために走る練習をしようと考えたのでしょう。

 

 

気持ちを吐き出すこと

 

娘の小学校では定期的に相談カードを書く習慣があり、いじめや不登校対策に使用されているものです。

 

その中で「学校に行きたくないことがある」の回答欄の「時々ある」に〇をつけたので先生から理由を聞かれ「疲れたから」と答え、先生は励ましてくれたそうです。

 

娘は本当の気持ちを先生に伝え話せたことが嬉しかったようで、私に「とてもスッキリした」と話してくれました。

 

私はそこまで深く考えずに「良かったね」などといつものように対応していたのですが、これが前兆でした。

 

溢れだす涙

 

布団の中で突然泣きだした娘は理由も言わず11時まで泣き続け、疲れ果て眠りついたのです。

 

 

私は、悪夢のような1年前が頭をよぎりました。

 

翌朝、娘は自分で保冷剤を持ち出し、腫れたまぶたを冷やし始めました。

 

しかし、これはもうなるようにしかならないので少し冷たいようですが何も言わずに様子をみることに。

 

 

 

自由を得るために何かを我慢する

 

予想通り娘は「行きなくない」と小声で発したあと、突然泣き出したのです。

 

 

 

私は、何も言わず娘を抱きしめました。

 

 

 

娘「今日、学校に行くから来週の火曜日に休んでもいい?」

 

私「いいよ」

 

 

すると少し安心したのか準備をし始めたのです。

 

日曜日は運動会で月曜日は振替休日、もう一日休みたかったのでしょう。

 

休み明けって大人でも行きたくないですよね。

 

娘は自分の中で交換条件として今は頑張るから、そのあとは休んでいいよね?

 

ということを母親に受け止めて欲しかったのだと推測します。

 

 

 

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不安なのは親である私だった

 

私の気持ちは不安でいっぱいでした。

 

今日、学校へ行ったとしても娘の心の中は晴れないかもしれない、無茶させたかもしれない。

 

私の頭の中はそんな不安がずっと残ったままでした。

 

登校後、担任の先生へ電話を入れて昨晩からの娘の様子を伝え、励まして欲しいとお願いしたのです。

 

そのあとも学校からの電話がくるかもしれないと不安は残ったままです。

 

私は放課後、学校で仕事をしている関係で先生に娘の様子を聞くことができたので、

 

その日のことを教えてもらいました。

 

娘は午前中、腹痛を訴えて保健室で横になっていたようです。

 

それでも給食を完食ではないものの午後は授業も受けたようでした。

 

先生も声かけや会話などして頂いたようで、帰宅後の娘は朝よりは元気でした。

 

そんな1日を終え、安心どころか改めて不登校の深さを感じました。

 

今日やっと終わった、また明日がくる、そして毎日の不安は続きます。

 

今日はここまで。

 

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行きたくないなあ

小4の娘は1年前のゴールデンウィーク明けから不登校を経験し、1度は私と母子登校、3学期は2度目の不登校を繰り返しました。

小4になってからは一人で連続登校中。

 

昨日の月曜と火曜日の今日は珍しく「行きたくないなあ」と朝に言ってました。

結局は元気に登校しました。

原因は何も言いませんが「最近疲れる~」が口癖で、先週あたりからチラホラ口に出していました。

こういう場面って日常よくある言動ですよね。

今になって思い起こすと不登校になる前は愚痴を言っても、「頑張れ~」や「たいしたことないよ、それくらい」、「何言ってるの!」みたいに娘の言葉を否定するような発言しかしていなかったことに気づきました。

 

子どもから見るとそんな言葉は自分を否定されたようで立ち直るどころかイヤになる言動ですよね。

 

今でも正しい受け答えの正解がわかりません。

それでも以前の私の言動は良くはないですよね。

 

でも、そのことに気づくのに長~い時間は必要でした。

不登校の間、私たち家族はとても暗い闇の中で迷っていたのは事実です。

そして今、一歩前進したのも確かです。

そこに少しの余裕が出来たから何かが吹っ切れた気持ちで毎日過ごしています。

 

不登校は経験した人しかこの複雑な心は理解できないと思っています。

もちろん、専門的な勉強をしているカウンセラーや医師は別ですが、正直学校の先生にはなかなか理解してもらえないのもよくあることです。

 

娘の気持ちに寄り添うことこれからも忘れずにいたい。

 

 

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そんなことを考えている毎日です。

 

学校に行く理由~始業式から連続登校中③~

小4の娘は小3のゴールデンウィーク明けから不登校になり、2学期は母子登校をし3学期は2度目の不登校を経験しました。

2度あることは3度あると思い、いつどうなってもいいように心の準備だけはしているつもりです。

 

彼女は4年生になり1度も欠席していません。それも私が付いていなくても行けています。

 

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 今朝は今年から入った手芸クラブでスライムを作るので楽しそうに登校しました。

前にも記事にしましたが彼女には学校に行く理由があります。

委員会が大きいとは思います。

それ以外は私にはわかりません。

子どもって何で学校に行ってるのでしょうか。

たぶん理由がありますよね。

学校が楽しい

部活動がある

委員会などの係の仕事がある

勉強がしたい

先生が好き

友達に会いたい

体育がある

行事がある

給食が好き

などなど子供にはそれぞれ学校に行く理由が1つでもあれば行きます。

毎日家庭でお父さんお母さんが喧嘩しているから学校を逃げ場所にしている子供もいるのではないでしょうか。

家にいるより学校のほうがマシでも。

もちろん何も考えずに学校に行く子供もいるでしょう。

それに対しどれが正しいとか間違っているとかはないと私は思います。

大人と同じで子供も色々考えているのは間違いないです。

家庭の中が息苦しくて学校に来てるだけだけど、自分の居場所として安心できるならそれはそれでいいかな。

 

 

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 今、娘は毎日宿題をして、朝も起きて、ごはんも食べてと以前のような生活に戻りつつあります。

ただ、まだまだ彼女には不安があるので、毎朝私とハグを何度もして玄関を出ます。

玄関を出たあとはお迎えの時は時間に遅れないでとか、スクールバスの場合は何時のバスなのか2度3度、それ以上確認します。

不安でしょうがないのです。

 

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 確認をして安心できるなら何度でも付き合います。

不安がなくなるまで。

 

 

 

子どもは毎日頑張っているんです

4月から4年生になった娘は3年生のゴールデンウィーク明けから不登校になりました。2学期明けから母子登校し3学期には2度目の不登校を経験しました。

4月から一人で連続登校中です。

 

そんな毎日ですが、ある日学校から帰って早々に不満爆発しました。

その時の問題は隣の男の子S君がいつも態度が悪く先生に注意されているのですが、

先生もとうとう爆発したらしく、連帯責任という理由で理科で行われる実験は今後やらないと宣言したことです。

娘はS君が毎日問題を起こし、みんなに迷惑をかけても謝ることすらせず、先生への態度も最悪だとそれから1時間はしゃべり続けました。

感情が高ぶってきた娘は涙を流しながら文句やらを言い、お風呂でもしゃべる、しゃべる。

 

私はこれを待っていたのです。

彼女の心の叫びを聞きたかったのです。

ある意味内容は問題ではなく、とにかく彼女がしゃべることでストレスを解消したり、何かを乗り越える経験があれば前へ進むことができます。

 

娘の不登校の理由は知りませんが、問題が起きたら逃げるだけではなく、乗り越えたり、流したり。

 

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 不登校の子供たちだけが病んでいるように思われますが、そうとは言い切れないのです。学校に行かないのは自分を守るために起こす行動の1つです。毎日学校に行っているから安心だと考えるのはとても危険です。

私もこの経験があってこそ子供との会話がどれだけ必要か初めて知ったのですから、問題もなく毎日登校している子供でも心の中は誰もわかりません。

 

共働きの昨今では子供との時間をとれずに大変かと思います。

子どもの顔を見て話しを聞くこと。これだけ毎日欠かさずしてみてください。

この毎日を繰り返して子供の信頼を得ることや、少しの変化に気づくことができます。

自分のことは言わなくていいのです。子供の話を聞く体制を見せてください。

子どもは安心して、あなたに今日あった出来事や心の中を話してくれます。

そして内容に応じて自分の意見などは言わないこと。あなたの経験はここでは話す必要はありませんよ。うんうん、大変だったね、辛かったね、楽しかったね、などなど共感をすること。

これでいいかな。

 

話は戻して、

そして彼女は次の日も学校に行きました。

学校に行く理由~始業式から連続登校中②~

小4になった娘は小3のゴールデンウィーク明けから不登校になりました。2度の不登校を経験し1年後の始業式から連続登校中。

 

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 4年生になって学校での役割が1つ増えました。

委員会です。

周りの小学校は5年生から委員会活動があるのですが全校生徒が少ないので4年生から委員会の仕事が増えます。

当初、図書委員が希望でしたがこれは人気のようでなかなか思い通りにはいかなく推薦という名目で放送委員に抜擢されたようです。

その理由①音読な上手

    ②今年卒業した兄が放送委員だったためアドバイスをもらえるから

 

私が思うにこれは先生方の戦略かなと。

兄の担任だった先生が推してくれたことを娘から聞きました。

放送の担当の先生は娘の1,2年の担任で、音読が上手からと。

たぶん、学校を休みがちな娘に仕事を与え忙しくさせることが目的だと推測します。

以前に兄の担任の先生と話した時学校でも役割があると忙しくて休んでいられない気持ちになると。全ての不登校にこれが効くわけでもないし、娘に効いてるかも今の時点ではわかりません。

それでもやってみないとわからないから色々検討してくださったのではは勝手に喜んでいます。

 

理由は何にせよ本人は悪い気はしなかったらしく、口では嫌だなあと言いながら顔がニコニコでした。

それが決まったのが先週で、早速本日からお昼の放送の担当となっています。

もちろん、全て行うことは無理ですので役割分担にて2.3人の生徒たちで毎日放送するようです。

昨晩からの緊張で今朝はちょっと危なかったのです。

昨日の月曜日もやっぱり危なかった(笑)

危ないとは行きたくないアピールなんですよ~

隣の男の子が意地悪するのでイヤだなあとか、疲れたなあとか。

私は聞くことしかできないので、それは嫌だねえ~と繰り返して言うくらいです。

それでも、行く気があるから準備してギリギリの時間で家を出ます。

毎日この決まった状況が必ずあります。

 

 

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 それでも毎朝心はドキドキですよ。

行かなくてもいいけど、行って欲しいですもの。

矛盾してますが本心はここです。

子供が行きたくないものを無理やり行かせるなんてできません。

1年前に無理やり行かせようと試みて失敗していることが脳裏に焼き付き強く推すことができなくなっているのでしょうね。

 

先の将来は娘のもの、私は先にいなくなるわけですから見れませんからね。

好きなように生きて欲しいと今は心から思えます。

働かなくてもいい、学校に行かなくてもいい。

自分で生きることを選択したなら人を傷つける以外はなんでも。

 

そろそろお昼の放送です。

帰ってきたらなんて言うのか楽しみです。

小4スタート~始業式から一人で連続登校中~

小4になった娘は小3のゴールデンウィーク明けから不登校になりました。

その後2学期から冬休みに入るまでずっと母子登校していました。

順調かと思いきや3学期から2度目の不登校に。

教室には入れませんでしたが保健室登校などを経て卒業式まえから少しずつ一人で登校していました。

 

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小4の始業式の日は全校生徒の少ない小学校では入学式も全校生出席です。(卒業式も同じです)

 

彼女は前日からランドセルに持って行くものを準備し始めて、行く気満々という感じでした。

1つの理由に担任の先生がわかる日でもあります。

あの先生がいいとか、この先生かなとか春休み中にはそんな話をたくさんしました。

3年生の時の担任は2学期途中から病欠で代わりの先生は30代前半の若い男の先生でしたのでこのクラスにとっては慌ただしい1年だったのではないでしょうか。

案の定、元担任も講師の担任も3月でこの学校を離任され、各々ほかの小学校への配属となりました。

 

 

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しかしながら、二人の先生にお世話になったのは間違いありません。

元担任に関しては40代後半のベテランの男の先生で、夏休みの数週間前から先生と娘と私の3人で別室で1週間に1日だけ1時間の図工の授業をして頂きました。

少し変わった先生で、あまり自分から話しかけるとかはありませんでしたので娘が不登校になってからは私から先生に声かけさせていただき休んでいるときの様子などご報告させていただいおりました。

たまたま、息子の野球部の顧問だったこともあり平日の練習や休日の試合などで娘も一緒に連れて行っていたことで先生と娘の接触は不登校のわりに多くあったので私としては学校との連携もできていると思っておりました。

ちょっと話は飛んでしまったのでこの話はまた今度。

 

娘の始業式の話ですね。

この日は午後から息子の中学校の入学式の予定もあり、一人で留守番ができない娘はお昼から私の母に預ける予定でした。

おばあちゃんとランチに行く楽しみもあり、すんなり朝は登校しました。

帰宅後、○○先生だったよー!と嬉しそうにあれやこれと話してくれました。

その先生は前回も4年生の担任でしたし、いい感じの印象はありました。

ともあれ娘が面白い先生と言っていたので(笑)

その始業式から連続登校中です。

宿題も順調に終え、自分から準備もしています。

それでも油断はできません。

2度の不登校経験済みの我が家では学校に行っていることもイヤイヤ泣くことも1年間で毎日繰り返されたことです。

今日は金曜日、1週間頑張った娘がそろそろ帰ってくる時間です。

また、次回。