スクールカウンセラーの役目
突然の娘の不登校で親として失格したように落ち込みました。
そんなある日のこと、スクールカウンセラーの存在を忘れていた私は、知人に勧められて即学校に予約をお願いしました。
私はスクールカウンセラーに相談すれば適格な解決策が見つかるものだと勝手に思い込んでいたのです。
実際は、初日だからなのか私が主導で娘の様子を話していて、私が質問したことにカウンセラーの先生が答える流れで1時間半の相談は終わりました。
こんなものか、少し期待はずれだったかもというのが感想でした。
初日なので先生もはっきり言えませんが、母子分離不安なのではないか、とりあえずゆっくり休んで様子を見ながら勉強のことを娘と相談、短時間での登校、私の仕事を続けていいものかの3つを一気に言うのではなく機嫌のいい日に一つずつ話していくと原因や解決策がわかるかもしれないとのこと。
意気込んだ私はやる気満々で行動を起こすことに・・・
そんな簡単に上手くはいきません。
カウンセリングは相性もあるし、絶対ではないことにここで初めて気づいたのでした。
カウンセリングは不登校の親の為に行うことが多く、子供本人との相談もいいのですが
不登校の場合はカウンセリングは親と行い、子供の対処を模索し実行していくのが王道のようでした。
何も知らない自分にいかに不登校が他人事のこととして過ごしていたかを痛感しました。
まさか自分の子供が「不登校」になることを誰が予想していたでしょう。
みなさんも同じではないでしょうか。
子供と向き合う時間は本当にこれからなのだと、子供のことを知っているようで何も知らなかったことも、子育てはここから始まります。
また、次回。