NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

不登校は繰り返すかもしれない、親は何もできないのか、子どもが乗り越えるしかないのか

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久しぶりに娘のことを書きます。

 

3学期が始まって2度目の欠席をしました。

 

もともと不登校を経験しているので学校を休むことへの理解はしているつもりです。

 

昨日休んだ経緯をちょっと...

 

 

 

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休むことは前日から決めていたと思う

 

娘は心配性と不安症がたっぷりある性格。

 

1週間前くらいから休んだ原因である委員会の仕事について

 

愚痴を吐いていました。

 

少しの司会と少し目立つ動きは苦手なので不安が伝わってきていました。

 

放送委員会に所属しているのですが、全校生徒が減ってきた昨年から違う委員会との共同となりました。

 

放送委員の主な仕事は毎日の給食時間の放送です。

 

これは放送室で1人で話すので、好きな仕事です。

 

彼女にとって放送委員の仕事には誇りをもって取り組んでいました。

 

一般的には「それくらいで?」と思われる内容のものでも

 

本人には辛く逃げたいことの一つなのです。

 

最近、寝られないことが多く、いつも何かを悩んでいたことはわかっていました。

 

3学期に入り、不登校時と同じように朝は起きられない状態です。

 

 

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 そんな状態の娘は前日のお風呂で「明日行きたくないなあ」と何度もつぶやいていました。

 

もちろん、その晩も寝られるわけがありませんね。

 

朝も起きられませんね。

 

子どもの言葉を受け止め失敗

 

「休んでもいい?」と言う娘。

 

私は「いいよ」と言ったあと

 

「誰が委員会の仕事するの?」と聞いたあと

 

娘は「もう言わないで!」と。

 

私はいつも娘とのやり取りを失敗します。

 

子どもの言葉を受け止めるだけにしないといけないのは重々承知しているはずなのに。

 

こんなやりとり、どこの親子でも当たり前にあることです。

 

不登校の解決策は子供が行動するのをひたすら待つことだと言われています。

 

それが出来れば不登校は乗り越えられるのだろうと今は思っています。

 

しかし、そんな失敗は経験しないと理解できません。

 

私も娘の不登校を乗り越えるのに1年かかりました。

 

1年って早いと考えています。

 

5年10年は当たり前、20年たったら引きこもるなんてことも多いです。

 

1年は成功なのか失敗なのかわかりません。

 

それでも、こうして娘の不登校のおかげで私の価値観は180℃変わりました。

 

不登校の前兆を思い出した

 

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学校には休む理由をメールで「頭痛、腹痛」として送信しました。

 

それから少しして担任の先生から電話がきて、本当のことを話し、

 

先生は娘とも話をしました。

 

最後に先生は私に「お昼からでも来てくれるって言ってたので連れてきてください」と言い電話を切りました。

 

その後、娘は涙をポロポロと流し始めました。

 

いやな予感を察した直後折り返し先生へ電話して、今日は休むと改めて伝えました。

 

娘は”遅刻”が嫌いです。

 

先生が言う言葉に「遅れてもいいから学校に来て」があります。

 

これは娘にとって遅れて教室に入るとみんなが何か言ったり、目が気になるらしいです。

 

不登校時の先生とのやり取りって本当に難しい。

 

先生によっては”不登校”についての知識量って全然違ってきます。

 

千差万別の対応に理解して頂ける先生と

 

自分の考えを押し通す先生がいます。

 

だからこそ、諦めずに先生と話すことって大事なんです。

 

そんな気持ちを久しぶりに味わった気分です。

 

ただ、経験済みなので落ち込むことはもうないですが

 

何度経験しても、先生に理解してもらうのは難しいですね。

 

親は何もできない、でも見守ることはできる

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一日休んだ娘は夕方に「暇だなあ」の一言。

 

私は何も答えませんでした。

 

この言葉、不登校終了真近に聞いたことがあります。

 

暇だから学校に行くことがきっかけでした。

 

子どもは親が何も言わないでいると自分で考えます。

 

学校は休んだし、次は何をしよう... と。

 

やっぱり学校に行きたくないなら行かなければいい

 

行きたかったら行けばいい

 

こうして、娘は本日登校しました。

 

 

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