不登校の給食、停止する?しない?
不登校のお子様のいるご家庭であれば「給食問題」は悩みの一つです。
1ケ月休んでしまうと親としては食べていない給食にお金を払い続けることが
苦痛になってきます。
周りや学校側から、もしかしたら明日登校するかもしれないから給食費は払うべきだと言われます。
それは重々承知の上で、不登校のいる親は、とても引っかかる問題なのです。
5000円位、親として払うべきと思われるかもしれません。
しかし、この5000円位でストレスを感じるのもちょっと違うのではないかと思います。
ちなみに我が家の場合は1年の間に不登校と復帰を繰り返したため給食費は停止しませんでした。
ただし、不登校期間約4ケ月は食べない給食にお金を払い続けていましたね。
そのことから、不登校のいるご家庭の悩みの一つとして参考になればと思います。
★学校や地域ごとで停止基準など違いがありますが、停止はできますので安心ください。
こんな状態なら給食を止めるべき
1ケ月以上休み続けてる
子どもとの会話の中で、学校に対する気持ちを確認すれば停止に踏み切れます。
例えば、1ケ月の間、1度も登校していない場合、突然明日から登校するとは考えにくいです。
たいがいの不登校児は教室に入ることが難しく、復帰の始めは数時間の保健室登校などで他の生徒に会わないように登校するものです。
そうなると、給食時間まで滞在するには少し時間がかかります。
そのため、1度停止して、復帰のめどが経ってから給食開始してもいいのではないでしょうか。
行く気配がない
引きこもっている、行く気がない様子など見ていれば予想はつきます。
例えば、急に明日から登校するなら弁当持参でも構わないし、本人に給食費を止めていることを話しても問題はないです。
不登校はある程度、時間がたたないと解決しないことも多く、1年2年と長く不登校になればなるほど復帰は難しいです。
お金を払うことにストレスを感じる
これは最大のストレスかもしれません。
食べていないものにお金を払い続けることほど無駄と思うのが人間です。
子どもの気持ちを考えて給食費を払えるご家庭ならいいと思います。
学校に行かなくても家でお昼ご飯は食べますしね。
給食費を払っていると、子供の気持ちより親の気持ちから”学校に行ってほしい”と余計な言動をしてしまいます。
「給食だけでも食べて来て!」とか(笑)
そんなこと出来るなら不登校になりません。
全くもってお門違いというか
親の勝手な思い!なわけです。
その様子を感じ取る子供は益々、学校に行けなくなるという状態に陥るかもしれません。
ストレスは親と子ども、お互いに逆効果と言えます。
まとめ
給食の停止で学校や先生に迷惑をかけると思わないこと。
たしかに面倒なことの一つかもしれませんが
先生方は書類などのやり取りに慣れてるので親御さんが気にする必要はありません。
親の期待やプライドで払い続けることは、却って子供に負担をかけるケースもあります。
先が見えない不登校であれば特に悩むことなく一旦停止することも必要です。
給食を停止することで親の気持ちに余裕が生まれることは間違いありません。
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