NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

泣きながら眠りにつく娘を、何度見守ってきたのだろうか。

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学校生活も慣れてきたのも束の間。

 

6年生には委員長決めがやってきました。

 

放送委員会の彼女は、多数決で副委員長。

 

委員長ではないプレシャーから逃げることができて、ホッとしていた矢先に、委員長が先生の信頼を失い、娘に委員長の役割がまわってきました。

 

先日、学校の準備や宿題をしている最中に、娘は涙をポロポロ出しながら、苦しそうに泣いていました。

 

そっと抱きしめた私に、2日後に行われる委員会発表での、セリフやちょっとしたギャグを考えることのプレッシャーに押しつぶされそうになっていることを話してくれました。

 

突然、委員長になった直後の大役に、彼女の心の準備が追いついていなかったこと。

 

私は「休んじゃえばいいし」とか適当に逃げちゃえという言葉しか出ません。

 

 

子供のコーチングを理解したうえで、自分の意見を言うこと

 

 

何度読み返したかわからならないくらい。

特に、子供との会話が筆者の体験で書かれているところは、自分の訓練として頭に叩き込みましたね。

私が読んでいるのはこちら⤵

 

 

不登校の本は、だいたい同じような内容ですが、自分で好きなものを選んでOKです。

私はこちらを選びました⤵

 

本の他に、不登校ブログとかたくさん読みました。

私がたどり着いた道は、親が変わることでしかないということ。

最初は、”親の自分がダメだから、子供が不登校になっている”と本を通して責められてるような気がして苦しかった。

どの本を読んでも親が変われ!!と書いている。

そんなことを、素直に納得できなかった。

 

でもね、こうして娘が不登校を経験してから3年。

 

自分の考えが明確になりました。

 

答えは一つじゃないというと。

 

子供と一緒に悩み、乗り越え、そして自立する。

 

子供が苦しいときは、あえて黙って見守る

子供が何かを乗り越えようとして泣いたり、暴れたりするのは当然。

 

これを無理やり止めるのは、あまりよくない。

 

具合が悪いときに熱を出したり、下痢したりするのは治そうとする段階なのですから。

 

娘も不登校の最中も、その後も”泣く、叩く”が毎日毎日繰り返され、娘も私も苦しかった。

 

それが、いつのまにか暴れることは今では全く無くなりました。

 

一時期、私は娘と一緒に消えてしまいたいと思っていました。

 

本当に心から思うことは、消えなくて良かったということ。

 

泣くことで気持ちを整理できる

 学校が始まると、一気にストレスが溜まっているようです。

 

あれもこれも、勉強以外でのストレスが半端ない。

 

帰宅後の”ただいま”が毎日元気がない(笑)

 

毎日のことなので心配することもなく、嫌な話も笑ってしまう私。

 

娘の愚痴は面白い。

 

「嫌だ嫌だ」と言っている突然の委員長就任も、心から嫌がっているわけじゃないのを知っている。

 

本当はやりたい、いや、”やり遂げたい”気持ちのようだ。

 

ただし、不安があるから泣いたり、やりたくないと言ったり。

 

人の心は複雑で不思議なもの。

 

親は何もしなくていいんだ

私は、親として子供に何かを教えないといけないと意気込んでいた。

 

親は子供より上の立場でいなければいけない。

 

娘の不登校で、そんなプライドが邪魔になることに気づいた。

 

常識とは何か、いつも疑問だ。

 

子供の箸の持ち方が悪く、小さいときから、強制箸を使わせたりしたけどダメだった。

 

箸の持ち方がおかしくても、食べるのが遅くても何も言わない。

 

ゲームを長時間していても、何もいわない。

 

私が意識しているのは、会話をすること。

 

短くても、何気ない会話をすること。

 

 大人になってからが問題なのだ

子供のころの対話で大人になってからの人生が決まる。

 

しかし、それにも答えは一つじゃない。

 

正しい生き方はないのだ。

 

自立すること

 

これ一択です。

 

親は逝ってしまうのだから、あとは本人しだい。

 

子供のころの苦しみは多いほど、乗り越える回数も多くなる。

 

いじめ、親の離婚、貧しさもチャンスに変えることもできる。

 

 

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 最後に

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泣きながら眠りにつく娘を何度も見てきたこと、私の思い出の一つになるだろう。

 

いつの日か旅経つ子供たちの成長を宝物にしている。

 

写真も小さいころのものしかないが、そんなものは必要ないとさえ思う。

 

一緒に過ごす時間を大切にするだけでいいのだ。

 

 

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