NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

放課後に児童を預かる仕事に向かない人と向いている人

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私は週2回、小学校内にある子ども教室と言われるパートについて3年となります。

 

各地によって名称は違うと思いますが私の勤めているところは親が働いていなくても入室できる公的施設です。

 

申込書を提供した当日から入室できるので、普段は部活等で来れなくても申し込みだけしている子供たちもいます。

 

有償の児童会も校内に隣接しているので子供たちは両方に登録して、どちらも都合に合わせ利用しているようです。

 

こちらのは入室後宿題をやり、終了したら自由時間となりますが

 

なんせ開設時間が1時間半という短さのため宿題をやり終えないうちにとなる場合もあります。

 

それでも1,2年生など低学年は宿題が少ないため、残りの時間をたっぷり遊びに使えますね。

 

 

支援員の1日の仕事

  • 入室時間、退室時間の確認
  • 子供たちの様子を見守る
  • お迎え、帰宅の際の玄関への送り出し
  • 片づけ、掃除
  • 日報への記録

上記の仕事を1日2時間で終わらせています。

 

しかしながら、たまに終了時間ギリギリでケンカやケガなどがあると

 

子供の対応や親への連絡と帰宅する子供たちの面倒など時間オーバーになることも多いです。

 

もちろん、残業などという仕組みも。

 

この仕事に就く際に、報酬を受け取るか受け取らないかの記入をして提出しました。

そこで、これは収入を得るための仕事だけどボランティアでやる仕事なのかもしれないと感じたのです。

 

教師も保育士さんも収入以上の仕事をしているのに給料が上がらないのはこういった日本の仕組みに問題があるのかもしれません。

 

教育関係の仕事はむなしい

 

支援員の仕事は、放課後に1人で家で過ごさなくてはいけない子供たちを親に代わって見守る仕事です。

 

しかし、地域によっては支援員が足りなかったり、逆に少子化で1人の子供に対し1人の支援員がつくところもあります。

そのため、入室児童の少ないところは支援員も減少となります。

これは仕方がないことなのかもしれません。

 

また、支援員に暴言、暴力をふるったり、他児童をいじめたり、学校ではそういった行動をしない子供たちが、教師のいない子ども教室や児童会などにくると一変してしまうケースも多々あります。

 

「しつけ」をするところではないですが、実際は子供たちの様子がとても見える場所でもあります。

子供の心は態度にすぐ現れるので、学校や家庭で何かあった子供はだいたいわかります。

しかし、家庭の中まで他人が口を挟むのは許される行為ではありません。

ここではお母さんやお父さんの要望である、宿題を終わらせることに特化している施設なんだと感じます。

 

 

 

支援員が向いている人

  • 完璧主義
  • 正義の味方タイプ
  • 言われたことだけ出来る人
  • 疑問に思わない人
  • 学校内の教職員とコミュニケーションをとることが出来る人
  • 学校の決まりの通り子供たちに指導する

 

公務員相手の仕事ですので、きっちり決まった流れに歯向かうことは許されません。

書類1つをとっても、誤字脱字はもちろんのこと、日付から文章の使い方などチェックのまたチェックがあります。

このような書類や報告書においてもキッチリ作成できる方には合っている仕事です。

子供や人に対しあまり感情移入しない方であれば適していると思われます。

 

子供の家庭環境は少なからず耳に入ることもありますし、子供が自分の感情を話すこともあります。

 

そのとき、子供に寄り添い、うなずくことが重要とされています。

 

もちろん、子供の助けはできないし、親御さんに伝えることもできないので、

 

支援員によっては自分のことのように重く考え悩んでしまうこともあります。

 

支援員が向いていない人 

  • 適当な人
  • 子どもが嫌いな人
  • すぐ怒る人

先にも書いたように、書類などの提出物が決まり通り作成できない人は難しいです。

 

決まりを守ることが子供たちへの教えでもあり、学校側と協力して運営していかなければ子供を守ることが出来ないからです。

 

子どもが好きだけでも出来ない仕事ですが、子どもが嫌いな人であれば尚更オススメしません。

 

子どものいたずらにイチイチ腹をたてていると身が持ちません。

 

ある程度は見守り、危険なことが起きる前に察知しなければいけないので目が離せないのです。

 

まとめ

 

学校も決まりがあるように、子供が多く集まるところには規則があります。

 

規則は守るものではありますが、守ることを強制しなければいけなでもことも多いので

 

精神的に落ち込んでしまうこともあります。

 

子供たちの抱える悩みを解決できることはできませんが

 

乗り越える手助けができれば幸いでしょう。

 

心に負担がかかる職業の一つですので、

 

そこを踏まえた対応が必要とされます。

 

結局、子供を預かる仕事といえ税金で雇われているので、雇っている側の公務員とのつながりは大事ではあります。

学校内の教職員はもちろん、雇っている部署との関係性も大事です。

教師の言われた通り子供たちに指導すること。

言われた通りの仕事をこなすだけなら何の不自由もなく、少しだけれども収入を得ることができます。

 

いくら子供が好きでも、それだけではやっていけない問題が毎日起こります。

 

 子供が好きな方でも楽しいと思える仕事ではないと断言できます。

 

もし、子供が怪我をしたらそれなりの責任も問われるので、

 

覚悟をもって取り組むことです。

 

決して、誰かが助けてくれる仕事ではないということ。