NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

子供が学校に行きたくないと言った時の対処法

今朝、中二の息子が何気に「学校に行きたくない」と言いました。

 

焦った私は間違い発言をしてしまい反省中です。

 

私「今日、月曜日だよ明日なら休んでもいいんじゃない?」

 

息子「休まないし、行くから!」

 

これはよくあるやり取りですよね。

 

こう言われて悩んだことがあると思います。

 

こんな時、お母さんはどう対応すべきなのか

 

自分の反省を兼ねて「対処法」をお伝えしていきます。

 

 

子供が学校に行きたくないと言った時

子供の言葉を受け止める

 

受け止めるって何?と思いますよね。

その場合、なんて言えばいいの?

「学校に行きたくないんだね」

これだけです。

 

これだけって言うけど結構難しい一言です。

正直、訓練ですね。

 

この簡単な「学校に行きたくないんだね」は言えそうで言えない言葉です。

 

この時点でお母さんが本心で理解していれば簡単に言えますが、そう思っていない場合はなかなかスムーズには出ません。

 



実際、私は今朝、この一言が言いたかったのに、息子の心の言葉に反対意見を伝えてしまったのです。

これでも、不登校経験の娘がいて、関係書籍やブログを読みあさり知識も経験もあるはずの私でも難しい。

 

 

 

 

 

親の意見は言わない

 

子供がお母さんに自分の気持ちを伝えてくれたのは、お母さんに共感してほしいからなんですよね。

 

本気で行きたいかもしれないし、ただ単に行くつもりだけど本心を口に出したかったのかもしれません。

 

それなのにお母さんに「何言ってるの!学校休むなんてダメでしょう!」

 

と言われてしまったら、子供は口を閉ざしてしまいます。

 

極端に言うとお母さんには本音を言わなくなってしまうかもしれません。

 

子供に聞かれていないことは答えない。

 

どうしても親は子供に上から目線で経験談を言いたい。

 

この時点で子供は親の意見を聞いていません。

 

本当は親が学校に行きなさいと言ってくるのはわかっているのです。

 

でも、もしかして今日は僕(私)の気持ちをわかってくれるかもしれない。

 

そう思い、決死の覚悟で「学校に行きたくない」と言ったのに、案の定予想通りの反対意見がかえってくると子供は「やっぱりなあ、親は子供の気持ちなんか全然わかってくれない」と感じ心をどんどん閉ざしていきます。

 

反対に「そう、学校に行きたくないんだね」とうなずくように答えると、お母さん(お父さん)がわかってくれた喜びが安心になり、愛されているという確信が生まれます

 

安心=居場所となり親への信頼になります。

 

世の中の常識にとらわれない

 

2年前、娘が私に「学校に行きたくない!」と言った朝。

 

無理やりランドセルを背負わせ玄関から出しました。

 

 

この時の私は世の中の常識にとらわれ

  • 学校に行かないと恥ずかしい
  • 一度でも休むと不登校になる
  • 先生に電話するのが苦痛

全て自分のプライドを守る気持ちで溢れていました。

 

息子が同じように訴えてきたのに同じ過ちを繰り返してしまったのです。

 

世の中の常識は捨てましょう。

 

学校に行きたくないと訴えている子供に常識は通用するわけがありません。

 

心が病んでいる人に「頑張って」とは言いませんよね。

 

それと同じで、ポジティブ発言は伝わらないからです。

 

 

 

黙って様子を見る

 

「学校に行きたくないんだね」と発言したあとは黙って見守るだけです。

 

その後、子供の言動を待つのです。

 

何か発言したら、その言葉を繰り返しお母さんも言うのが望ましいですね。

 

例えば「今日の部活が面倒だから」と言ったら「部活、面倒なんだね」。

「数学の先生が嫌い」だったら「数学の先生が嫌いなんだ」。

 

その後も一切「~しなさい」とか「学校行くの?」とかは禁物です。

そのような言葉は余計なのです。

 

 

子供に求められていることだけに親は答えましょう。

 

 

 

 

うまくいけばそのまま準備をして登校するはずです。

 

 

 

子供が学校に行きたくないと言った時のまとめ

 

突然、子供いから休み明けの登校日に「行きたくない」と言われたら誰だって戸惑い動揺しますよね。

 

「学校に行きたくない」と言った時、どうすればいいのか悩んでいたお母さんも子供の気持ちに寄り添い受け止めることで、子供の気持ちが満たされることがわかったのではないでしょうか。

 

もちろん、学校が楽しいと思っていれば行き渋りが発生しません。

 

しかし、このようにストレスなどにより想像している以上に身体は悲鳴をあげている人は多く、辛い思いをして毎日を過ごしているのです。

 

子供はお母さんが気づいてくれることを願っています。

 

 

でももう、子供に「学校に行きなさい」とか「学校に行かないと就職できないよ」

とか命令口調で言ってしまっていたお母さんも全然間に合います。

 

私も同じく子供の言葉には否定的でした。

 

子供の気持ちを変えるためには自分が変わればすんなり子供も変わります。

 

お母さんが理解してくれたら子供も安心します。

子供の居場所を作っていきましょう。