5年生で、留守番ができるようになりました~スマホのメリット~
娘は1人で家にいることができませんでした。
不安症なのかもしれないと気づいたのは、不登校になった小学3年生の時。
私の仕事は週3午後から学校でパートをし始めたばかりでしたが
1人で留守番ができない娘の不登校とともに3ケ月の休職に入ったのです。
その娘も、5年生の冬休みに数時間の留守番ができるようになりました。
一生、私から離れられないかもしれない!と悩んでいたことが、ウソのように吹っ飛んでいきました。
留守番ができるようになった理由を考えてみました。
我が家の場合ですが参考になればと思います。
きっかけはスマホとオシャレ
スマホ
え、スマホ❔
そんなの良くないことじゃないか!と思われるかもしれません。
スマホでディズニー公式チャンネルを見れるように契約しました。
以前から見たい番組があるから!と言われていたのですが
その時点で違う「VOD」と契約していたため、それが終わったタイミングでディズニー公式と契約開始したのです。
好きな映画を見ているとアッと言う間に2,3時間は夢中でいられることを知った娘は1人でいる淋しさより”楽しみ”が上回ったことに気づいたのです。
それからは3時間は余裕で留守番できるようになりました。
スマホは私のお古をあげて使わせています。
それから、いろいろなSNSを利用しています。
スマホについては賛否両論あることも理解しているうえで我が家では
ある程度、自由に使わせています。
友達とのメールやLINEはまだ早いと判断し、私の友達にLINEで連絡は取ってますし、スマホは使い過ぎたら...時間制限も必要...などは一切やってません。
かえって、私の方がスマホを使いこなせないので教えてもらっている状況です(笑)
オシャレ
冬休みの少し前くらいから、友達とメイクにはまっていきました。
今は100円ショップで、いくらでも買えるのでダイソーなどで調達していますね。
またまた最近は、好きなユーチューバーのメイク動画などを参考にしてキレイに化粧ができるようになってます。
これも、すべて知識として彼女はインプットしてるわけです。
そんな娘を見ていると私もウキウキしてきます。
だって、もしかしたら、スタイリストになるかもしれないし、ユーチューバーになるかもしれない。
何をやってもいい、好きなことをやって欲しい。
子供が自分で良い情報と悪い情報の判断をする
SNSの使いすぎで不登校になる!と不登校の本には書いてます(笑)
ゲームに依存して、スマホに依存して、学校に行けなくなるとか。
っていうか、学校がスマホやゲームと同じくらい楽しく夢中になれるなら不登校になるはずがありません。
小さいうちからタブレットやスマホを与えているから子供の成長を邪魔をするとか。
そんなこと言ってる人、今はだいぶ少なくはなりましたね。
スマホで何でも情報を得ることができる時代なのに
今更、スマホは午後9時までとか笑えてきます。
私もスマホ依存ですが、最近ちょっと感じることがあって
知りたい情報を検索し尽くして、飽きる瞬間があるんです。
そうなると、自分で新しい何かを求めるように検索する。
そこで子供たちも同じで新しいことを探します。
飽きるまでやれば気づくことがあるということ。
大人だってスマホ依存の人、けっこう多いですよね。
私もですが、恥ずかしがらず大きな声で言っちゃえば平気になります。
スマホが面白い理由、なんでも知ることができること。
子供たちは私たち大人の何倍も物事を知りたいという欲求があるのです。
その興味を持つという大事なことを消さないためにもスマホは持たせた方がいい。
世の中には良い情報と悪い情報が大量に混ぜ合わさっています。
ウソか本当か、これは自分で判断できるようになるしかありません。
他人に教えてもらう事でもないし、自分の判断能力を鍛えるほかないからです。
早ければ早いうちに失敗し、成長できます。
離れていても、連絡はスマホのハングアウトで。
そんな不安症の娘は思春期になり、夢中になれるものができました。
でも、ふとした瞬間に不安になるので連絡は常にできるようにしてあります。
我が家の場合はGoogleのハングアウトでLINEのように使っています。
LINEだと、1人1個のアカウントしかできないことや、電話番号検索も簡単だけど誰とでも連絡先交換ができるのが怖いですよね。
でも、Googleアカウントは1人何個でも作成できるので、使い分けもできて子供に親のアカウントで使わせると管理しやすく危険なことも察知できるので便利です。
まとめ
今では高校生で9割、中学生で6割、小学生で4割が所有しています。
スマホを持たないと、いじめられるとかは考えなくていいと思っています。
それより、スマホを持つメリットとデメリットを各家庭で話し合い決めることのほうが重要です。
スマホは逃げ道だと考える方もいるかもしれませんが
逃げ道はあったほうがいいに決まってます。
誰だって逃げたくなるときもありますよね。
不安症や不登校の子供にスマホを与えれば解決する!ってことじゃありません。
スマホから道が開けるかもしれないってこと。
自分が夢中でできるものが見つかるといいなあ。