不登校の原因は内向的だから?
不登校の小3の娘。
小6の兄は普通に学校行ってます。
息子も娘も性格は似ていて内向的です。
息子が娘と違うことは、私がずっと仕事をしていたため放課後教室に1年生から行っていて、小3になるころには一人で鍵を開けて家に入ることはできていました。
内向的でも小さい頃から悪いことは許せない正義の味方タイプで、友達が悪いことをすうると注意する子です。
逆に真面目すぎることが少し不安もあり友達にいじめられたりしないかなあなんて思っていましたが特に問題なく過ごしてきました。
体が細く、身長も一番低いですがクラスの1番大きい子がいじわるしたら向かっていく男らしい態度に私も驚いていました。
先生も何をしても息子はぶれない子だと信頼して頂くことが多く頼もしく思っています。
娘も、内向的で真面目。
無理をしていたことで学校生活が疲れてしまったのかもしれません。
不登校を引き起こすものとは
- 家庭環境
- いじめ
- ゲーム、ネット依存
- 成績不振
- 交友関係
- 学校の先生とのトラブル
家庭環境
家庭環境の原因が大きな要因の1つと言われています。
虐待、ネグレクト、放任などは思ったより多いのはないでしょうか。
娘の場合は不登校当初、教頭先生に家庭の問題について指摘されたことがあります。
「旦那さんの協力が必要なんですよ」の内容に傷つきました。
実は私の旦那さまは難聴で、普段補聴器をつけています。
子供のころから難聴だったらしく、私と出会ったころは会話に困ったことはなかったのですが、ここ数年はだいぶ聞こえなくなってるらしく会話も通常の声でも出来ません。
こうなると、大きな声での会話は場所により出来ないこともあり、あまり細かいことは話せないのです。
でも、そこが原因とは思っていません。
娘はパパが大好きだし、コミュニケーションは問題なく取れているように思えます。
確かに私は口うるさいので、そこは気を付けなければいけないと反省してます。
いじめ
いじめは永遠の課題でもあります。
多くの子供たちは、このいじめに悩み苦しんでいます。
そして、子供は親にも先生にも言えないのです。
ここで大事なことは親である私たちが子供の様子を見逃さないことであると考えます。
「ただいま」「おかえり」のやり取りの中に子供の声でいつもと違う様子が見えてくるものです。
元気がない、表情が暗いなどはここで気づけると思っています。
もちろん、共働きのお家であれば「おかえり」は言ってあげれなくても、逆は言えますよね。
お母さん「ただいま」
子供「おかえり」
何気ない子供とのやり取りを大切にしたい。
子供は何かしらのサインを出しているのです。
ゲーム、ネット依存
今は子供でもスマホは当たり前に持ってますよね。
娘も息子も今の時点ではスマホは持たせてませんが、息子はゲーム機で毎日遊んでます。
このインターネットの普及で昼夜逆転が問題視されていますが、個人的な意見としてこれからの時代であれば逃げることはできないし、それどころかどんどん新しい物へ移行していかないと取り残されていくでしょう。
不登校がゲームやインターネットが直接的に関与しているわけがありません。
そもそも、学校に行きたくないとか悩みがあるからゲームなどに現実逃避しているのです。
ゲーム楽しいですものね。
熱中できるものがあるなんて素晴らしいと私は思えます。
成績不振
今まで成績の良かった子が突然成績が落ちて、学習意欲が低下すると不登校になるケース。
そして、不登校になっている間は全く勉強しなくなります。
しかし、これに関しては勉強の遅れを気にすることはありません。
極端に言うとやる気スイッチが入ると2.3年くらいの遅れなどいくらでも取り戻せるからです。
やる気とか集中力は心が苦しいと言っている人間には勉強を強要できません。
それを受け止めて見守るしかないです。
復活するまで1年なのか、2,3年になるのか人それぞれなのでゆっくり待つのみです。
交友関係
悪い友達との関係が不登校になるケース。
最近はあまり原因となることは少ないのではないでしょうか。
悪い友達に流される子供は何かから逃げたいという思いから足を踏み入れる世界なんですよね。
これも直接的な原因とは考えにくいと思います。
学校の先生とのトラブル
これは多々ある原因と思われます。
先生の何気ない言葉に傷ついて不登校になる。
また、学校の雰囲気や教育方針への反発もあるでしょう。
この人間関係のトラブルほど解決できない問題かもしれません。
原因は結局のところ誰もわからない
娘の引っ込み思案なところも小さいころの私にそっくり。
私も小2のころ学校に行き渋りでしたが小3に担任が変わったことで毎日登校していたようです。
記憶がないので、どうして学校に行きたくなかったのか覚えていないので娘の気持ちに寄り添うことができないのが申し訳なく思います。
今思うと原因なんてなんでもよかったのかもしれません。
私の母は朝から夜遅くまで仕事をしていたので淋しかったです。
これしか記憶にありません。
そのことが今でも私の心に存在していることも原因の一つだと今なら思います。
子供のころのほんの数年や数か月の不登校は一生のうちのほんの一部です。
私にとって小学生の頃なんてつまらない日々でしたが今は何も困りません。
そんな立派な親でなくてもいいんです。
つまづくから面白い人生なんだ。
そのあと起き上がればいい。
失敗してもいい。
挫折したほうがいい。
忘れ物したっていい。
自分を許して身軽に生きていきたい。
子供の気持ちが晴れるまで一緒にいよう。
私はもう一度子育てをやり直すことにします。