スクールカウンセリングの意味
小4の娘は小3のゴールデンウィーク明けから不登校を経験し、母子登校、2度目の不登校、連続登校をしたのち現在はたまに休むを繰り返しています。
先日、半年ぶりくらいでスクールカウンセリングを受けてきました。
以前のカウンセラーと同じ方ですので不安などもなく楽しみにして行ってきました。
カウンセラーは基本何も言いだしませんので私からここ最近の状況や困っていることを言い出し、それを聞きながらメモしています。
私の言いたいことが終わるとカウンセラーがしゃべり出すという流れです。
今困っていることは娘の月曜日の行き渋りですね。
私の思いは、娘が嫌なら学校に行かなくても月曜日休んで次の日行けてるなら別にいいのではないか。
でも、担任の先生は自宅に娘の迎えに来てくれる元気ある先生であるがために娘のプレッシャーになっているのではないかという相談をしたわけです。
先生の教えは学校は行くべきところと普段から生徒に教えていますし、私も何度か聞いていました。
結果、色々な話の中で私の進むべき方向としては、私は娘の気持ちを否定せず、「別に休んでも大丈夫」の雰囲気を出し、そして一方では担任の先生のプレッシャーを今まで通りに行ってもらうこと。
これに決めた理由としては、カウンセラーの発言の中で月曜日に休んで火曜日から登校するのは全然いいけれども、もしかして月曜日休んだら火曜日も休みたくなり、そのうち不登校に舞い戻る可能性もあるとの意見をもらったことです。
やっぱり、カウンセラーの意味ってこれなんですよね。
自分の心は決まっていて後押ししてもらうこともそうですが、他の意見を取り込むことによって違う可能性に気づくことができる。
そのため、方法を考えることができる。
私は当初、学校をたまに休むことを学校に理解してほしいということが希望でした。
しかし、話をしている最中にアッとひらめき、私の理解と先生のプレッシャーを混ぜたものにしたらどうでしょうか?とカウンセラーに言いましたら、カウンセラーは私はそこに気づいて欲しかったんですよと笑顔で言われました(笑)
ですので、今まで通り、娘が休むと言ったら先生に伝えて適度なプレッシャーを与えてもらう方向にすることにしました。
この内容としては学校への理解の要望は伝えないことにしたのです。
もちろん、カウンセラーは私との話の内容や注意事項は担任や校長先生に報告はしますが、親がこれは学校に伝えないで欲しいことは伝えませんので安心です。
カウンセラーはあくまで、親と学校側への橋渡しの役目ではありますが、基本的に親や子供の気持ちが優先ですので情報などが洩れることもないのでご検討されている方は1度受けてみることオススメですよ。
ただ、覚えて欲しいのはカウンセラーの方が不登校や子供の気持ちを変えてくれるわけではありません。
私は最初、カウンセリングを受ければ学校に行けると勝手に考えておりましたがその点は全くの期待外れでした(笑)
相談者の気持ちに寄り添い時間をかけて心を開かせてくれるのがカウンセラーの役目なのかなと思っています。
自分の意見や迷いをまず聞いてくれる。
何度も何度もカウンセリングを繰り返しながら心の中のモヤモヤを引き出して、時には涙を出させてくれる。
これだけです。
でも、これって難しいことなんですよ。
身近な家族、友達でこれができる人っているのかなあ?
少なくても私の周りにはいないかなあ。
優しい人はいます。
でも、なんか違う、知らない人だから話せるのかなあ?
私は最終的に自分の育った環境まで話ましたよ(笑)
私に質問はしません。
ただ勝手に私は何故か泣きながら自分の幼少時代や大人になって起きた悲しい出来事を言いたくなってしまい、涙しながら自分の思いを一気に話した記憶があります。
この、わだかまりに気づかせてくれる。
結果、即解決なんてできませんよ~先はまだまだ長いですから。