NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

スイッチの入らない息子にイライラすることをやめました

またまた久しぶりの投稿になりました。

はてなproからはてなブログに戻ったのも気持ちの変化が理由です。

 

7月に息子の部活が終わり、親として初めての高校受験に向かうことになりました。

 

私も息子もスイッチが入らないまま11月を迎えようとしています。

 

志望校を決めるって言っても成績から公立もギリギリで、私立も視野に入れているのですが、なぜか親の方が焦りを堂々と表しすぎて息子をイラつかせています。

 

そんなとき、息子が「勉強やりたいくない」とボソっと言ったことが気になってしまいました。

 

半日、ずっと息子に何を言ったらいいのか悩み、ネットで検索し、二人っきりになったときに言い出しました。

 

「別に高校で人生が決まるわけじゃないんだから、行きたいとこに行ったらいいし、勉強したくないならしなくていいんだよ。ゲームしたかったらやっていい、好きなことしていいから」

「うまく言えないけど、なんとでもなるから大丈夫だよ」

 

息子の返答は「うん」と呆気なく会話は終わり。

 

あまりにあっさりしていたので、ちょっと期待はずれでした(笑)

 

私、良いこと言う~って自画自賛だったのに~

 

教育虐待に納得

先日、健康や子育て、瞑想系の本を読み漁っているときに教育虐待と言う言葉に惹かれて読み終えた本があります。

この本には、実例が何件も書かれていて、子供が将来こうなったら怖いって思う内容です。

よく親が子供に言う言葉「勉強しなさい」が子供に悪影響を及ぼすことが腑に落ちたのです。

 

もう、これを読んだら、子供に何も言わないで見守ろうと思わされます。

私は子供より先に死ぬことを目標の一つに置いているのですが、この実例を読むと命より大切なものは絶対ないと改めて思い知らせれました。

子どもの気持ちを殺すのは親なんです。

子どもを自分の思い通りにしようとしている親、”子どものために”と言う親は知らないうちに教育虐待をしていることに気づいたらラッキーです。

 

私も、子どもが受験で悩んでる今、この本を読めたことがラッキーです。

 

子どもの人生は子どものもの。

親の人生は親のもの。

 

子どもが生まれた時は、「この子が元気なら何もいらない」って思いましたよね。

いつのまにか、そのことを忘れて、親のプライドのために子どもに指示していることに気づいてほしい。


 

 

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今は9割は電子で書籍で読んでます。

 


 

 最後に

模擬テストが明日だということを知ったのは前日でした。

以前の私は勉強をしない息子にイライラして、何か言わないと!と思って嫌味を口に出していました。

テストの度にため息を出す息子。

以前の私なら、”好きな教科だけでも勉強したら?”とか良い親アピールで子供を操ろうとしていました。

でも、何か言うほど子供を追い詰めていることに気づいたのです。

 

特に男子は女子と違ってやる気スイッチが入るのが遅いそうなんです。

大人になってから入る人もいるし、高校に入ってから入る人もいるそうなんです。

そのことを知って納得しかありませんでした。

 

小6の娘は不登校を経験してからの成長がすごくて、兄妹でもこんなに違うのは何故なんだろうと思っていたのです。

個々の人間を邪魔することは親でも許されない。

そんな当たり前のことをもう一度取り返したい。

そして、最終的には自立した子供、自立した自分を目標にします。

また、受験に向かう様子を書いてみます。