娘の心の成長で想う事
久しぶりの投稿でちょっと暗い話になったらゴメンなさい。
至って元気ではあります(笑)
娘は不登校になってすぐハムスターを飼い始めました。
そのハムスターが先日亡くなりました。
その経緯は1ケ月ほど前の娘の誕生日の朝にハムスターの口から内臓のような物が出ていることに気づいた娘は泣きわめきパニックになりました。
私は基本的に動物全般苦手なのでハムスターの口から何が出ているか想像もつかないし、ちょっとエグい感じで大人なのに焦ってしまうくらい衝撃でした。
それも登校する数分前の出来事で娘のパニックを見て学校を休むことにしたのです。
もちろん、担任の先生にも事情を話しました。先生は遅刻でも構わないので大丈夫なら学校にきてねと言ってたことは伝えました。
娘は遅刻は絶対嫌なので行くわけもありません。
私に判断として、彼女を一緒に動物病院に連れて行って経験させようと考えました。
正直、命を考えるうえで学校より大事なことを優先すべきかなと。
娘は不登校になり、飼い始めたハムスターの世話だけは全て一人でやっていました。私が動物が苦手なこともあり、自分が世話しないとダメなんだと思ったからでしょう。
結果として口から頬袋が出ていたのです。
年齢的にも寿命が2、3年のハムスターにとって産まれてから約2年になろうとしているハムスターにとって麻酔も危険だし、頬袋の腫れ具合も大きく、頬袋を入れてもすぐ出してしまうから少し厄介だと。
その日はいったん帰宅して手術のことも何度も話し合いました。
翌々日に再度病院へ。
麻酔の危険性を再度説明され帰宅したのです。
娘は手術したいようでしたが、麻酔で死ぬかもしれないことを考え、このまま様子を見てあげようということにしました。
何度も泣き、怒り、悩みました。
数日後、ハムスターの口から出ていた頬袋がなくなっていたのです。
不可解ではありますがハムスターが自分で嚙みちぎったのではと予測しました。
実際は本当にどうしてなくなってしまったのかは今でもわかりませんが、その後とても元気に走り周り食欲も出てきたように見えたので、私たち家族はもしかして治癒したのかも!なんて言っていたのです。
亡くなる前日に娘はハムスターの目が変と言って見せてくれました。
確かに充血しているような、なんか痩せたなあと。
その時、そろそろかもねえ~と私は伝えました。
それでも、そんなすぐ亡くなるとは思いもせずにいたのですが、とうとう亡くなっていました。
娘が発見しました。ママ!ハムちゃん死んでる、硬くなってる。
確かに硬くなっていました。
登校10分前の出来事です。
私は娘の行動が気になっていましたが、冷静を装って何も言わずにいました。
娘は泣きません。私が泣いてしまって...やばい。
なのに、準備して家を出ました。
その日は大嫌いな日直でもあったので私は娘に任せる決意をしていたのですが、あっさり出かけていきました。
ただいま~の声も元気がなかったのですが、いつも通りお風呂で話をした際に娘が「日直大丈夫かもしれない、だってさ誰も私の話聞いてないから緊張しなくていいと思ったんだ!」今まで、日直のときの発言に対し文句ばかり言う男子に恐怖を感じていたのが悟ったことにより平気なんだと思えるようになったのです。経験から学ぶってこういうことなんだとあらためて実感させてもらいました。
この感情はなんというか、娘の心の成長に驚いたとともにハムスターは娘の誕生日に頬袋脱になり、大嫌いな日直の日に亡くなり、こんなにも彼女を成長させてくれことに感謝しかありません。
昨日、担任の先生と話した際に娘がハムスターが亡くなったことを自分から伝えにきたことと、その日直のときにみんなが怖くて注意できないジャイアンのような男子に娘が注意したことを教えてくれました。学校では物静かな娘が怖い相手に注意をしたことを褒めてくれました。
そのことが娘の気持ちを強くしたようです。
ハムスターが家に来てくれて本当に良かった、そしてありがとう。