NAOKANOBLOG

子供の不登校と学校、PTAのことについてのブログ

周りの言葉に落ちこむことありませんか?

久しぶりの投稿です。

 

今日は娘のことではなく知人の息子さんのことで少し書きたいと思います。

 

正確にはお母さんの気持ちのことですかね。

 

先日、息子のクラスのママ友から電話がありました。

 

上に姉、下に弟を持つお母さんでお姉ちゃんは息子の同級生で、幼馴染です。

 

弟は小3の元気な子でして。

 

先々月にも話を聞いてほしいと電話がありました。

 

ある日、息子さんの様子がおかしいと担任の先生からの電話があったそうです。

 

まばたきなどの症状があることや学校での様子を報告され、お母さんは即病院を受診して発達障害の検査や受診をするために紹介状などをもらいにいくとのことでした。

 

あえてここでは疑われる病名などは書きませんがお気づきの方はわかるかと思います。

 

お母さんは私より一回り近く若い30代です。

 

とても子供に対し一生懸命な印象です。

 

若いわりに私とも話が合うので自分の妹のような感覚でいました。

 

今回の内容は来週には脳波などの検査結果も出るらしいのですが、息子さんの症状が悪化しているとのことで、お母さんの気持ちがもうどうしようもなくいっぱいいっぱいになり泣きながらの電話でした。

 

もちろん、私の娘が2度の不登校、母子登校の経験者であることを知ってるので話がしたくなったようでした。

 

息子さんのことを考えると夜も寝れない、もうどうしようもない感情が溢れてしまっていたのが痛いほど伝わってきました。

 

「わかるよ」「辛いね」「うんうん」くらいしか言えませんでしたが、自分の経験したことやあの時の自分の感情、やる気のなさ、毎日が何も見えない状態だったことなどフツフツと過去の感情がよみがえり一緒に泣きながら話しました。

 

30分ほど話すと彼女は自然に泣き止み少しスッキリしたと言い電話を切りました。

 

薬を飲んだら治るとか、これをやったら治るとか、そんな簡単なことではない困難なことに陥ってしまうことも人生にはありますよね。

 

それが長い時間かかることかもしれません。

 

不登校は特に何年もかかることでもあります。

 

長くなるからこそ精神状態が重要なんですよね。

 

誰かに聞いてもらうこと。

 

私は仕事上の先輩がたまたま民間のカウンセラーの資格があり、だいぶお世話になりました。

 

その方には今でもチョコチョコ相談したり、またスクールカウンセラーにもずっとお世話になっています。

 

ただですね、親友に話すとかママ友に話す、親に話すのはあまりお勧めしません。

 

不登校や発達障害などについて理解している方なら問題ないかと思いますが、仲がいいから何でも相談すると人間不信になる可能性があります。

 

お友達は元気づけようと頑張れとか、病院行ったら?とか、悪気はないのは理解できるのですが、かえって傷つくことも多々ありました。

 

経験したことないのにアドバイスなんてできませんよね。

 

聞いてくれるだけでいいと思っても相手はなんとかして元気になってもらおうと頑張って助言してくれます。

 

ここがポイントなんです。

 

相手を選ばないとお互い気分が悪くなること間違いありません。

 

ですから相談は慎重にすることが大切です。

 

先が見えないことなので、これといった明確な回答ができるわけではありませんが、話を聞いてもらうことで心が少し軽くなります。

 

もちろん、すぐいっぱいいっぱいになるので、定期的に話すことが大事なんですよね。

でもなんとかなります(笑)

ではまた。