突然ですが母子登校中
小3の娘、5月のゴールデンウィーク明けから不登校。
先週から2学期が始まり、夏休みの宿題を終えた娘は始業式2日前からの学習会に出席しています。
その代わり、母である私と一緒に登校し、娘は教室の机で、私はクラスメイトから見えない影で椅子に座って過ごしている毎日です。
登校チャンス到来
学習会が再スタート
娘の小学校は低学年が始業式前の2日間、高学年が3日間とどちらも午前中のプリントなどの学習をするのが恒例となっております。
もちろん、強制ではありませんので休んでも欠席扱いにはなりません。
しかし、不登校の児童のいる家庭にはこの始業式前の登校はチャンスの1つと考えます。
スクールカウンセリングの先生からはこの学習会がまず目標、そして始業式、そして休み明けの月曜日が大切だと言われていたので、私の心は緊張でいっぱいでした。
でも、親の焦りは見せられません。
行っても行かなくても、どっちでも構わないような素振りを意識していました。
学習会は案外スムーズに行けましたね。
すったもんだがありましたが、行けなくてもしょうがないと腹をくくっていたので特に大変とは感じませんでした。
また、担任の先生が娘を考慮したのかわかりませんが、2時間のうち1時間をプラバン製作とスライム製作にして頂いたおかげで楽しかったと言っていたのです。
学習会という名目ですが、本当の趣旨は子供たちの夏休み明けの登校をスムーズにするための登校だと思います。
今は、夏休み明けの不登校が急増しているそうです。
教育の現場ではまだまだ不登校に対する反対意見が多いのも事実ですので、学校側としても手探り状態で不登校を扱っているように感じます。
始業式が不登校脱却の鍵
それでも、翌日の始業式はすんなりいかず、「行きたくない」と泣き、暴れ、そして眠り。
先生からの電話で目が覚め、何としても連れてきてくださいと言われたのです。
そんなとき、カウンセリングの先生に言われた言葉を自分に言い聞かせ冷静に娘の行動を待っていたら、準備をして結局3時間目から登校したのです。
「行きたくない」の言葉は「行きたい」ことの表れだとゆうこと。
これを信じ、黙って見守ったことが良かったのだと納得しました。
ここで思い出してみると、不登校当初あれだけ行き渋り、絶対学校に行かない姿勢を見せていた娘が始業式に行ったことは必然だったのではないかと。
カウンセリングの先生が言うように本当は行きたいけど行きたくないと言っていたんだろうなあ。
親とはいえ子供の心の中までは入ることはできないので、賭けのようなものでした。
始業式の日に欠席していたら、たぶんそのまま不登校だったと思います。
5月から不登校についての知識もそれなりに得ていたことが邪魔しそうでした。
遅刻しても登校できた娘を後押しできた自信も付いた気がします。