スクールカウンセラーの役目
突然の娘の不登校で親として失格したように落ち込みました。
そんなある日のこと、スクールカウンセラーの存在を忘れていた私は、知人に勧められて即学校に予約をお願いしました。
私はスクールカウンセラーに相談すれば適格な解決策が見つかるものだと勝手に思い込んでいたのです。
実際は、初日だからなのか私が主導で娘の様子を話していて、私が質問したことにカウンセラーの先生が答える流れで1時間半の相談は終わりました。
こんなものか、少し期待はずれだったかもというのが感想でした。
初日なので先生もはっきり言えませんが、母子分離不安なのではないか、とりあえずゆっくり休んで様子を見ながら勉強のことを娘と相談、短時間での登校、私の仕事を続けていいものかの3つを一気に言うのではなく機嫌のいい日に一つずつ話していくと原因や解決策がわかるかもしれないとのこと。
意気込んだ私はやる気満々で行動を起こすことに・・・
そんな簡単に上手くはいきません。
カウンセリングは相性もあるし、絶対ではないことにここで初めて気づいたのでした。
カウンセリングは不登校の親の為に行うことが多く、子供本人との相談もいいのですが
不登校の場合はカウンセリングは親と行い、子供の対処を模索し実行していくのが王道のようでした。
何も知らない自分にいかに不登校が他人事のこととして過ごしていたかを痛感しました。
まさか自分の子供が「不登校」になることを誰が予想していたでしょう。
みなさんも同じではないでしょうか。
子供と向き合う時間は本当にこれからなのだと、子供のことを知っているようで何も知らなかったことも、子育てはここから始まります。
また、次回。
ゴールデンウィーク明けの行き渋り
ゴールデンウィーク明けの不登校
5月のゴールデンウィーク明けの、ある水曜日、英語塾のお迎えで小3の娘は突然、激しい腹痛を訴えてきました。
とりあえず車に乗せ、そのまま小6の息子のスイミングのお迎えに行き、途中何度も痛がる娘を励ましながらなんとか帰宅。
不思議にお腹を撫でてあげたら痛みも消え夕飯も完食し、元気に遊んでいました。
その日は学校でも痛かったらしく保健室にも行ったことを報告してくれて、翌日は普通に登校。
そして翌日の金曜日、腹痛がありましたが登校はしました。
その後、先生から連絡があり、頭痛腹痛、発熱は無いですが前日も保健室にいっているし、体調が悪そうなので大事をとって早退をすすめられ、帰宅しました。
もちろん、帰宅後は元気になり私もあまり気にしていませんでした。
日曜日に「学校行きたくないなあ」と話していましたが、特別嫌がることもなく月曜日も登校しましたが、帰ってきて早々頭痛を訴えてきたのです。
とうとう翌日火曜日、頭痛で休みました。
欠席の連絡を学校にしたあと、娘に安心と不安が襲ってきたようでした。
1,2年と一度も休んたことがない彼女にとって、一つの自慢である無欠席が達成できなくだったショックから学校に行く目的がなくなってしまいました。
今思うと、あれが娘の訴えだった
1ケ月前の私は、何気ない毎日に不安も、大きな悩みもなく過ごしてきました。
娘が突然、学校に行けなくなってしまったことを受け止めることができないでいます。
どうして、学校に行けないのだろうか、いじめにあっているのかを本人から聞き出そうとして喧嘩になってしまいます。
いろんなことを思い返してみると、最近の娘は私に問いかける内容に気になることがあります。
「ママ、私が帰ってきたとき家にいるよね?」
「バスに乗りたくない」
これは不安の表れだと思います。
ママが家にいることを確認しているのは、どこかに行って帰って来なくなるのではないかという娘にとっての不安が恐怖になっていたんだと思います。
スクールバスで送迎がある地域なのですが、たぶん私に学校に迎えに来て欲しいことの訴えだったのではないかと。
娘の訴えに気づけなかった
スクールバスで帰らせず、私が迎えに行けばよかったと後悔ばかりです。
あの言葉も何か訴え?だったのかも。
そんなことを後悔する毎日です。
今日はここまで。
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